髪の色は、 皮膚の奥でメラニンを作っているメラノサイトと呼ばれる色素生成細胞によって決まります。
しかし、加齢などが原因でメラノサイトの生産能力が衰えると、 色素を失った髪が伸びてきます。
色素がない髪は透明ですが、実際には光の反射で白く見えるのが白髪です。
髪が色素を失って白髪になる原因の一つは老化現象です。
年齢と共にメラノサイトの働きが徐々に衰えて色素細胞が生産できなくなるので、 毛根で細胞分裂が行われても色素がない髪が伸びてきます。
ストレスも白髪の原因です。
強いストレスは体の血管を収縮させるので血流が悪くなります。
すると髪の根元にある毛母細胞に栄養が行き渡らなくなるので、 メラニンを作ることができなくなります。
白髪があると、「老けて見える」、「身だしなみに気を配っていない」 といった印象を人に与えるので、見つけたら早めにケアしておきたいですね。
主な白髪染めの方法は、ヘアカラー、ヘアマニュキュア、 一時的に髪に色を付けるためのヘアスプレーやヘアスティックなどがあります。
最も普及している白髪染めは、2液混合タイプのヘアカラーです。
1剤には髪を染める染料とアルカリ剤が、2剤には酸化剤が入っています。
2つを混ぜて髪の内部の色素を脱色してから髪に染料をしみこませて髪を染めます。
髪の内部まで色素を入れることができるので染める力が高く、 効果が持続する期間が長いのが特徴です。
染料を調合することで様々な色に髪を染めることができます。
ヘアマニュキュアは、髪を脱色しないで髪の表面に染料をコーティングする白髪染めです。
髪を傷めにくいというメリットがあります。
髪は1日に0.3~0.5mm伸びるので、 髪を染めてしばらくすると髪の根元の白い部分が目立つようになります。
一時的に根元の白い部分を隠すためにはヘアスティックやヘアスプレーが便利ですが、 色落ちしやすいのであくまでも一時的に髪を染めるのを目的に使用するための商品です。
このように、白髪染めは成分や染め方によって原料に使用する成分や髪を染める強さ、 長持ちの度合いなどが異なります。
白髪染めは、一度始めたらずっと続けて使うものですから、 髪質や頭皮の健康を守るためには自分の髪質や目的に応じた商品を選ぶことが大切です。